平成20年6月1日に施行された改正道路交通法、
及び関係法令により、聴覚に障がいがある方でも
普通自動車免許を取得することが可能になりました。
当校では、聴覚に障がいをお持ちの方が安心して
教習ができるように、様々な取り組みを行っています。
手話や筆談による教習を行っております
手話スタッフの増員と技術の向上
聴覚に障がいをお持ちの方とのスムーズなコミュニケーションをとれるように、当校では「手話スタッフ」を増員しています。手話スタッフは「全国手話検定試験」の合格者を中心に、手話による基本的な会話の学習に加え、運転教習の場で重要となる場面を想定し、スムーズな教習ができるように、社内で講習を行っています。
[全国手話検定試験合格者] ※2015年12月現在
2級合格2名 3級合格7名 4級合格26名
聴覚に障がいのある方とは「補聴器を用いても10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえない方」をいいます。
取得できる免許は、「普通自動車免許」となり、運転する自動車には「ワイドミラー」と「聴覚障害者標識」を付けなければいけません。
新潟関屋自動車学校では、右半身が不自由な方や足が不自由な方など、四肢に障がいを抱えた方の教習も行っております。
年間で5~6名の障がい者の方が当校で免許を取得されています。
専用の教習車を使用し、お客様の障がいに合わせたパーツを追加して教習を行います。コツやポイントをていねいに指導いたします。
実は以前にも車校に通ったことがあるのですが、その時と全然違って学科も技能も順調に、そして安心して受けれたことが1番大きいです。サポートがあるだけでもこんなに違うんだなと実感しました。
でも、何よりみなさん温かくて気さくな方達なので教習がとても楽しく、卒業するのが名残惜しくなるぐらいでした。
ここで教えてくださったことをいつまでも心にとめおき、安全運転を心がけます。
本当にありがとうございました。
春休みに入ってすぐ、2月のあたまから2週間、新潟関屋自動車学校へ合宿免許に行きました。
ここを選んだのはYouTubeの「聴覚障がい者への対応を行っている」とのPR動画がきっかけでした。手話が出来る方が配属されていると聞いてここに決めて、実際に来たら指導教官がすぐ私たちに対して、ゆっくりと丁寧に話して下さったので本当にビックリしました。
最初は学科で苦戦して効果測定に2回落ちてしまいましたが、その後慣れてきてスムーズに合格できるようになったのはとても嬉しかったです。運転教習に不安があったのですが、予め手話ができる方を派遣して下さり卒業検定までなんとかたどり着き、一緒に来た友達と合格することができました。色々と私たちの為に配慮して下さった関屋自動車学校の皆様に感謝の気持ちとお礼を申し上げます。ありがとうございました。